―賃貸オーナー様220人に聞いたー家賃上昇の陰にある”値上げできない”現実。半数の賃貸オーナー様が値上げを見送る理由

 株式会社エイブル総合研究所(本社:東京都港区、以下エイブル総合研究所)は、グループ会社である株式会社エイブル(本社:東京都港区、以下エイブル)の賃貸オーナー様を対象にアンケート調査を実施し、220名から回答を得ました。本リリースでは、物価上昇が続く中で、家賃に対する考え方や賃貸経営で重視していることなど、調査結果の一部を紹介します。

調査サマリー

1)「本来は家賃を値上げしたいが、できていない」(48.2%)と「値上げを検討したが断念した」(2.7%)を合わせると50.9%となり、半数のオーナー様が値上げ意向を持ちながら実現できていない。

2)家賃を上げたい意向があっても、入居者との関係や空室リスクへの懸念が、値上げをためらう大きな要因となっている。

3)物価上昇を「強く感じる」「やや感じる」は合わせて97.4%に達し、ほぼすべてのオーナー様が物価高を実感している。

4)賃貸経営で最も重視していることは「安定した賃貸経営」が66.4%で最多。収益の最大化より安定性を優先するオーナー様の慎重な経営姿勢がうかがえる結果となった。


賃貸オーナーに家賃を値上げしにくい主な理由を聞いたアンケート結果


賃貸オーナーに物価の上昇をどの程度感じているか聞いたアンケート結果


賃貸オーナーに賃貸経営でもっとも重視していることを聞いたアンケート結果

調査概要

調査主体:エイブル総合研究所
調査対象:全国のエイブルの管理オーナー様
回答者数:220名(※設問により回答対象者・有効回答数が異なります。各グラフをご参照ください。)
調査期間:2026年5月18日(月)~5月31日(日)
調査方法:Webアンケート調査

まとめ

 家賃上昇が話題となる昨今、その一方で、値上げしたくても踏み切れない賃貸オーナー様が少なくありません。今回の調査では、半数近いオーナー様が値上げ意向を持ちながらも実現できておらず、その背景には、空室リスクや入居者との関係を考慮し、慎重な判断を行っている実態がうかがえました。物価高によるコスト増に直面しながらも、「安定した賃貸経営」を重視する姿勢が、家賃改定にも表れている結果となりました。